予防歯科
皆さんが歯科医院に行くときはどういうときでしょうか?
ほとんどの方は、“痛くなったとき”とか“何かおかしい・・”など、自覚症状が現れたときに行く。と答えるでしょう。
世界的に見るとこの日本のごく当たり前の歯科医院にいく動機というのは、非常識なものであると言わざるを得ません。
つまり欧米諸国では、痛いとき、歯茎が腫れたときにも確かに歯科医院に行きますが、主に歯科疾患(虫歯や歯周病)を予防するために、問題がなくても定期的に通うことが当然となっています。
というのも、歯科疾患は予防が出来るからです。これは30年前にはすでに証明されており、現在では欧米でほぼ確立した方法なのです。(もちろん、完全に予防することはできませんが・・・)
生後1歳半~2歳半くらいまでの間。この期間を“感染の窓が開く”時期といいます。このことは、ご存知の方も多いと思いますが、この期間に“その人の虫歯のかかりやすさ”が決まるといっても過言ではありません。
この時期を注意深く送り、クリーニング+フッ素塗布を定期的に行い、虫歯菌を定着させにくくしていくことが重要と考えております。